IPv6, V6プラス(IPoE/IPv4 over IPv6)についてのメモ
Understanding IPv4 over IPv6 Tunnel Technology
Example for Configuring an IPv4 over IPv6 Tunnel
V6プラスによる光ケーブルネット接続サービス
以下V6プラス対応のルータを提供しているTP−LINK社のモデル一覧と、V6プラスサービスを提供しているプロバイダ一覧です(07-26-2022時点)。
V6プラス限定のサービスであるSo-net光minicoのトライアルキャンペーンに申し込みました。
注意点
V6プラス対応の専用のルータが必要。
プロバイダから通常クライアント側に割り当てられるグローバルIPは1つですが、ポートは 0番~65535番まで原則自由に使用できます。このため標準ポート番号でクライアント側で各種サーバを公開することが可能です(ウェブサーバであれば80番と443番)。
V6プラスの場合、固定のグローバルIP(IPv4,IPv6)は割当てられますが、IPv4のみ使用出来るポートに制限が設けられています。割当てられているポート総数は240個で、番号は16個の連番が15組です。こちらから番号の指定は出来ません。
サーバを公開したり外部からのアクセス用途で本サービスを導入する場合、ポートフォワーディングの設定が必須となります。オンラインゲームや会議など特定のポートを指定したサービスを利用する際は注意が必要です(利用できない、または利用する際にひと手間かかる)。
速度に関しては上下共に100-200Mbps前後出るときはありますが、プライムタイムは速度が1/10程まで低下、速度のバラツキが大きくストリーミング視聴中に低解像度へ移行または頻繁に途切れます。(ちなみにファミリータイプで契約)。午後12-16時の時間帯で速度が大幅に低下(1-2時間続く。有線LANでも確認。下り1Mbps以下、上りは50-80Mbps。上りが速いだけで実質この時間は利用できません)、お勧めできるサービスではありません。
—> 速度制限が1Mbps以下まで落ち込む頻度が高いです。速度制限中はADSL並の1Mbps前後にしているようで、やはり加入しない方が良いでしょう。ちなみにヘビーユーザではありません。解約検討中。
混雑時でも下り数10Mbpsの速度は保証すると謳うべきでしょう。ADSL並はさすがに酷すぎます。
以下MTUの調整は、上記の速度低下とは無関係の内容です。
パケットのヘッダーのためか、MTU
値が速度に大きく影響します。MTU:1400
前後が最適値。MTUの設定については下記参照(Ubuntu 20.04, 22.04)。
MTUの最適値の求め方 : How to read, calculate and set MTU in Windows, Linux and OSX
https://en.code-bude.net/2017/02/20/how-to-read-calculate-and-set-mtu-in-windows-linux-and-osx/
LInuxにおけるMTU値の最適値の確認は、pingコマンドによるトライアンドエラーで行います。
$ ping -c 2 -M do -s 1432 www.google.com
上記値に28 bytes (20 bytes TCP header, 8 bytes ICMP (Ping) header) を加えた値がMTUの最適値となります。
徹底解説v6プラス(JPNE:日本ネットワークイネイブラー株式会社)