https://wiki.archlinux.jp/index.php/Systemd
systemctl の基本的な使い方
systemd を管理したり内部情報を見るために使うメインのコマンドが systemctl
です。システムの状態を確かめたりシステムやサービスを管理するために使うのは使い方の一部です。詳しくは systemctl(1) を見て下さい。
ヒント:
systemctl
コマンドに-H <user>@<host>
を渡すと、リモートの systemd と対話できます。SSH を利用してリモートの systemd インスタンスに繋ぐのに使われます。systemctl
の公式グラフィカルフロントエンドとしてsystemadm
が存在します。公式リポジトリからインストールできる systemd-ui に入っています。- Plasma を使っている場合 systemd-kcmAUR をインストールすることで systemctl のグラフィカルフロントエンドを使えます。モジュールをインストールすると System administration の下に設定が追加されます。
システムの状態を分析する
システムの状態を表示:
$ systemctl status
実行中のユニットを一覧する:
$ systemctl
または:
$ systemctl list-units
失敗したユニットを一覧する:
$ systemctl --failed
実行可能なユニットファイルは /usr/lib/systemd/system/
や /etc/systemd/system/
にあります (後者が優先的に使われます)。インストールされたユニットを一覧するには:
$ systemctl list-unit-files